「書くこと」でバズったことがない。バズらないように気をつけているつもりではあるけれど、そもそもバズる能力がない。バズれない自分でよかったな、と思う。バズるとは汎用性が高いという意味で、汎用性とは誰にでも置き換えやすい、誰でもよさの程度のことだから。バズらないで、「好きな人は好き」くらいの誰でもよくなさを持てていたほうがいい。もちろん、ただ自分の考えていることが変で、文章が下手なだけの可能性もあるし、この可能性のほうが高い。
今晩は「さめない社交」という、シャーク鮫くんと一緒にやってみる実験の初回が始まる。SNSばっか見てる人って変だな、とSNSばっか見ながら考えてるのが嫌になってきたので、やってみるわけだけれど、これの告知を頑張るために最近見てなかったSNSに頻繁にログインしてて本末転倒感もある。ステートメントって日記にうつしたっけ。まだだったかも。もうやっててもまたやればいいか。
シャーク鮫と柿内正午が不定期でひらく社交場。
かつてインターネットに感じた面白さって、受信者と発信者の垣根が容易に撹乱されるところにあったように思うのだけれど、いつしかフォロワー数なり、稼ぎなり、なにかしらの数値を元手にアテンションを稼ぐみたいな、 そのへんにある「現実」の延長としてばかり目立ってる。
小さく、でも誠実に、なにかを作ったり考えたりしている人の居場所はどこに?
ひとりでいると、何か作るのがただ楽しい、という気分を、スケールすることを気にせず保つのが難しい。でもべつに、熱々の仲間意識で群れたいわけでもない。
ほどよく他人と雑談して、帰って一人で制作を再開する。そのくらいの塩梅の場所。 ざっくばらんに交流できて、新しい制作のきっかけになる。そんな場所が欲しいのでやってみる。
ここに行けば面白いことやっている人や面白いことを知っている人たちがいて、ジャンルレスにいい感じの触発がある、みたいな場所になっていくことを目指します。
まあ、ただ酒飲んでるだけなので、気軽にふらっと来てみてね。
まずはこれから始まり、数日前にnote向けに書いたものへと発展していた。そもそもこのステートメントに至るまでのディスカッションはかなりふわっとしていて、実際、いまも結局はなんか人と会いたいな、というふわっとした感じのほかは何もないともいえる。ディスカッションの以下はDocs の抜粋。
■アイキャッチ
・連続企画にしたいので、日付だけ入れ替えて使いまわせるいい感じのイメージをつくっておきたい。
・安直に思い浮かぶのは、カウンターに鮫、柿内が並んでるみたいなやつ。
・ポッドキャストとかZINEを前面に打ち出したほうがわかりよいのか?
・なんか、ばかみたいだが、カルチャーって感じのフレーバーはあったほうがいい気がする
■タイトル=企画名
・砂地の制作学
ただふたつの番組名をくっつけたものの意味はよくわからない・砂遊び
多少ニュアンスを加えて変更するとほぼ原型を留めない・未然
いっそ新しい名前に振り切る。「まだない」新しい制作のきっかけになるような場になればいいなという気分を込められそうな企画名。未然というと、「未然に防ぐ」くらいしか使われない気がするので、「まだ起こってないこと、起こそうぜ」という意味合いで使っていくのは面白いかもしれない。けっこう好きな感じだが、わかりにくい・部室
要はこういうのがほしいわけです・柿シャーク/シャーク柿
すでになにも思いつかなくなってきた。これ系だったらアイキャッチは果物の柿に巻きついている鮫とか、鮫の形した柿とかでいいかも。しかし、あとで書くように属人化しすぎるのも窮屈になるかもしれない・柿シャークの部屋
溜まり場になる友達の家的な。懸念点は上に同じ・溜まりBAR
いっそこのくらいダサくてもいいのか・小さく作る
気概を共有できそうな人が来たくなるような名前……どんなだ?■コンセプト文をきちんとまとめたい気がする
・受信者と発信者の垣根が容易に撹乱される
・ざっくばらんに交流できる
・新しい制作のきっかけになる
・なんならホスト役が入れ替わっていってもいい
・知ってたら好きになるだろうな、みたいな文物を知るきっかけ
・偶発的な作品や人との遭遇
・時間をかけて、ここに行けば面白いことやっている人たちがいて、ジャンルレスにいい感じの触発がある、みたいな場所として機能したら最高
誰も誤解していないというか、ふつうにバレていると思うけれど、僕はまったく社交的ではない。有名な誰それと知り合いなんだぜ、みたいな自慢がなぜ自慢として機能するのかもよくわからない。ふだん何しているかも結構どうでもよく、時間や場を共有するその人が、いま親切かどうか、それくらいしか興味が持てない。そんな人がやる社交場だ。六人くらいかな、と思っていたら、想定以上の大盛況。嬉しい人たちがたくさん来てくれた。みなさん楽しめたかしら。僕は人が楽しそうにしているのを端っこでにこにこ眺めているのがいちばん好きだな、と再確認できてよかった。あまりお話できなかった方がいたのが心残り。ふつうにもっとお話聞きたかった。
僕は、かなり素朴に、自分の主催したパーティーで自分が一番のけものになってる状態が理想だ。僕がひとりで楽しいよりも、みんなが楽しい方がすてきに決まってるので。しかし、僕がちゃんとぐいぐい行くことで達成される楽しさもあるはずで、そっちは理屈ではわかるんだけど、どうも納得はできてない気がする。
帰宅して寝支度をすると二十五時を過ぎている。やっぱり東京が遠くなったな。
