2021.02.23(2-p.16)

『CCC』をやっていて気が付いた。わくわくするSF やファンタジーのお約束の一つである「ループもの」は、今に至るまでどんどん洗練されていって伝統芸能みたいになっているけれど、その端緒はエロゲだったのではないか、という仮説…

2021.02.22(2-p.16)

山薬で朝ごはんをもりもり食べて、バスでラリック美術館に行った。プルーストを読んでから1900年代前半のヨーロッパへの関心が僕の中に芽生えたようで、とくに20年代はプルーストの頃、という認識でいて、それは大量生産に美意識が…

2021.02.21(2-p.16)

珍しく奥さんと連休が合うので、昨晩からどこか出かけてパーッとしたい、と話していたのだ。ムーミンバレーパークが提案され僕の顔は輝いたが、往復で五、六時間かかると判明し断念して、がっかりしてそのまま寝たのだった。 それでのん…

2021.02.20(2-p.16)

ハッと目が覚める。外はまだ暗い。奥さんに呼ばれた気がしたけれど、奥さんは暑そうに布団をはいだりかけ直したり忙しそうではあったが、むぅむぅ寝息を立てていた。スマホを開くと五時半で、フヅクエのメルマガが届いている。しばらく目…

2021.02.19(2-p.16)

引き続きモッセ。面白い。大衆政治というものを駆動するのは操作ではなく美学なのだという話。ひとの美意識が世の中を動かしていくというアイデアに僕は説得力を感じるというか、自分が美しいと思うものに抗うことがいかに難しいかを僕は…

2021.02.18(2-p.16)

コーヒー豆を切らしていて、カフェインで気力を入れることができなかった。気力がないのでいつも買いに行くコーヒースタンドまで歩く気にならず、そもそも外に出たくなかったが奥さんとお昼を買いに行くという名目でなんとか出れた。駅前…

2021.02.17(2-p.16)

こうして毎日書くと言う習慣のいいところは、日々の悲しみを大事に溜め込むことなくさっさと文字として外在化できることで、きのうの便器の話なんかは放っておいたら一生の傷になりかねないが書くことですぐに笑い話になる。書いたものを…

2021.02.16(2-p.16)

結婚してから四年だか五年。二人とも指のサイズが変わった。奥さんの薬指はふっくらとして、僕はますます細くなるようだった。最近は奥さんの指が窮屈そうで、僕らは毎晩お風呂上がりに指輪交換をするのだけれど入らなくなることも多くな…

2021.02.15(2-p.16)

気圧が980を下回る。僕も奥さんも平気なわけがなかった。僕はもうずっと布団に引きこもっていて、『史上最大の革命』を二章読んで、ついにヴィルヘルム2世が退位する。みすずが読めるから僕はまだ大丈夫、と思う。後手後手に回り続け…