2022.12.16

この数ヶ月視力の低下が無視できなくなってきて、眼鏡の度数を変えた。世界ってこんなに輪郭がくっきりしてたのか。 子供のころからフィルム時代の映画に親しんで、ざらついた肌理こそが「ほんとう」で、4Kテレビのようにぱっきりとも…

2022.12.15

本も映像も音楽も彫刻も絵画もあらゆるメディアはホラを吹く。 テレビは大ボラを吹いて良識ある人から失笑を買い、無垢ではあり得ない子供たちの半信半疑を培い、メディアが本質的に持つ虚構性をひろく体現するべきだと思う。 小学生の…

2022.12.14

半休をとって、お昼を家で食べてから出勤。寒いのも無理だけれど、暖房も苦手。室内の乾燥ともったりした温さで、のぼせてしまって頭がぼやけてしまう。ぼへぼへと労働。半休なのであがりも早めの時間で、こんばんは奥さんが友達とライブ…

2022.12.13

巷で耳目を集めるのは極端で異常な人たちで、だからテレビやSNSだけ見ていると世の中というのが最悪な場所に思えてくる。ふだんの生活のなかで出会うのは、テレビに出そうもないしSNSでバズりそうもない「ふつう」で「平凡」な個人…

2022.12.12

きょうという一日は、ドブに捨てたようなものだった。 なにもやる気がせず、ヒロアカの単行本が待てずにとうとう購読を始めたジャンプの、読んでなかった作品が三ヶ月分くらい溜まっているのをぜんぶ読んだりしてた。一話だけ読んでもち…

2022.12.11

日本の街はほんとにゴミ箱がないな。串団子を食べ歩いて、食べ終わってもいつまでも串を片手に歩かなくてはならない。こういうとき、公共の衰退を実感する。公共とはゴミ箱と、ゴミ収集のことなのだ。ゴミ箱をどんどん減らして「自己責任…

2022.12.10

朝起きても35度台だったので、ちぇっと思う。せっかくなので二度寝して、昼前まで寝た。Netflixが見られるテレビを使って『ブラック・イナフ?!? -アメリカ黒人映画史-』を観る。映画の黎明期から70年代までの黒人映画の…

2022.12.09

『我は、おばさん』もとてもいい本だった。おばさんになれない僕も、お節介な先輩として打算のないお裾分けを乱打していきたい、後進が要らぬ苦労をせずに済むように世の理不尽をひとつでも葬っておきたい、というような、成熟への意志を…

2022.12.08

なんとなく思い立って本棚の整理をして、次に読む本の候補を挙げていく。軽やかなエッセイなど、と考えていると、小津夜景が飛び込んできた。 『いつかたこぶねになる日』は曲線で買って、あまりの素敵さに二編ほど読んですぐに閉じて大…

2022.12.07

二〇二〇年の春から、ずっと例外状態だという気分があって、己の停滞を例外的な一時停止だと思えてしまう。でもそれからもう二度目の年越しが迫っていて、いまだに僕があらゆる判断を保留にしているあいだに、多くの人は着実に二年ぶん各…