2023.09.02

エッセイが書き手を彩る「お化粧」のようなものだとすれば、フィクションは作家の作った「人形」のようなものであるという印象を持った。  イトウモ「文学界9月号 「特集:エッセイが読みたい」についてのメモ」https://no…

2023.09.01

八月ってだらだら長いくせにぱっと終わる。九月の実感がなく、今月の予定がままならない。楽しみでぎりぎりまで労働の調整をしていた催しも、けっきょく賃金稼ぎの用事が片付かず断念することになった。九月一四日が『鵺の碑』の発売日で…

2023.08.31

月見バーガーが食べたいという奥さんの気分が伝播して、お昼はケンタッキーの出前をとった。ちょうどよくジャンクで、化学調味料のくさみは控えめ。いま食べたい味だ。ハンバーガーの口で、でもケンタッキーにはチキンしかなくて、ハンバ…

2023.08.30

この日は悪く酔っ払ったのでさっさと寝た。三つだか台風もあるらしいし、久しぶりに出社で体力も削げていたから、飲んではいけない日だったのだろう。奥さんが試験に合格したので打ち上げだったが、僕はのっけからへろへろしていたし、瓶…

2023.08.29

左手の一筋のやけどがだんだんと茶色くなってきた。メイラード反応だ。もうこの体も古くなってきているから、跡が残るかもしれない。なんならずっとこんがりしたままかもしれない。せっかくの奇麗な手なのに、と奥さんは冗談めかしていっ…

2023.08.28

昨晩はイベントの興奮もあったのだろうか、よく寝付けず朝からずっと眠かった。さっきは風呂で本を読んでいたらうとうとしてしまって浴槽にぽちゃんと落っことした。紙の本でなくてよかった。Kindle の防水性は証明された。『鉄鼠…

2023.08.27

首を寝違えてつらい。カビゴン的には百点満点の睡眠。こいつは量しか見ていない。fitbitもどきは82点とのことで、寝違えに睡眠の質は関係ないのかも知れない。奥さんに京極堂の一節を紹介して以来、「書痴」ということばがちょっ…

2023.08.26

午前中に縦になって、図書館で本を借りてくる。そのあいだに奥さんも支度を終えて、ふたりで出かける。歩いていると、なんだか久しぶりだ、と言う。こうやって午前中からデートするの。時計を見ると一一時五〇分だった。たしかに。焼肉ラ…

2023.08.25

月曜に姑獲鳥から始めて、金曜夜に鉄鼠の頭まで来た。面白いねェと感心し乍ら読み返している。このペエスで行けば新作発売までに旧作の再読が間に合うかも知れない。もう真逆を「まさか」としか読めない。しかしたぶん僕は狂骨あたりまで…

2023.08.24

ほぼ一日中ベッドの上で本を読んでいた。岩波の『日本近代文学評論選【昭和編】』から芥川竜之介、中村光夫、福田恆存、吉田健一あたりをざっと読み、休憩に『狂骨の夢』を挟み、尼ヶ崎彬『日本のレトリック』を読み、息抜きに『狂骨の夢…